2022ユニセフカップ神戸バレンタインラブラン

今日はユニセフカップバレンタインラブランでした。一昨年、新型コロナ感染拡大が本格化する直前に開催されて以来、2年ぶりの開催です。多くのレースが軒並み中止となるなかで、開催の決断を下していただいたことに正直驚きつつも、ただただ感謝です。

この大会はスタート地点が僕の自宅から徒歩5分未満という超地元開催のため、引っ越してきて以降、毎回参加しています。ハーフマラソンの自己ベストも2年前のこの大会ですが、実はこの時のコースは明らかに距離が短く（※個人の意見です）、やや疑惑の残る自己ベストタイムとなっています。

・2020ユニセフカップ神戸バレンタインラブラン ＜ハーフマラソンで初サブ80、ですが・・・＞

2年前のタイムでエントリーしてあるのでスタートはAブロックですが、昨年末のフルマラソン後から長引く不調とワークアウト量の減少のため、Aブロックにふさわしいランができるかどうか不安です。現状を見れば、今大会で自己ベストを更新するのは明らかに無理なので、キロ3分台のペースを最後まで維持しつつ気持ちよく走ることを目標としました。エントリーした当初は、3月の篠山マラソンに向けての練習の一環として追い込むことを想定していましたが、篠山マラソンが中止になってしまったため練習としての意義はなくなり、安全に走ることを第一としました。万一大ケガでもしてしまったら、今の状況では手術も受けられるかどうかわかりません。

あいにくの天気でレース途中から断続的に小雨に降られましたが、あまり気にはなりませんでした。そんなことより、2年ぶりに車道のど真ん中を堂々と走れる快感に自然と気分が昂揚し、それと同時に、大変な数の人の協力と支援によってそれが可能になっていることを身に染みて実感しました。気分が昂揚したため、『走れメロス』の一節が改変されて頭に浮かびました。

タイムが速い、遅いは問題でないのだ

順位も問題でないのだ

私は、なんだか、もっと恐ろしく大きいものの為に走っているのだ

ついて来い！　フィロストラトス

現実にはフィロストラトスはついて来ず、磔台のセリヌンティウスも王様もゴールにはいませんでしたが、手元の時計で1時間20分53秒で無事にゴールできました。途中、キロ4’00”をオーバーした区間もありましたが、おおむねキロ3分台を最後まで維持できたので、現状では上出来だったと思います。なお、2年前の大会と比べて折り返し地点が明らかに遠くなっており、その結果、手元の時計でも2年前より距離が伸び、本来のハーフマラソンの距離に近づいています。

例年であればゴール後に完走証を発行してもらえるのですが、今回は後日ネットでタイム発表、各自で完走証をダウンロードという方式なので、現時点で完走証はなく、正式な記録も不明ですが、手元の時計と大差はないでしょう。

僕がまっぱだかでないせいか、緋のマントを捧げてくれる少女はいませんでしたが、運営スタッフから参加賞を渡されたので、勇者は意味もなくひどく赤面しながらありがたくいただいて帰りました。今年の参加賞はなんと男女の区別なくチョコレートです。

実は、これまで神戸バレンタインラブランの参加賞は、女性にはチョコレート、男性には蘭の花でした。僕は個人的に、「男もチョコがいい」と毎年言い続けてきたので、それが実現して感無量です。チョコうまー。

篠山が中止になったため、今日のハーフマラソンをもって、僕の今レースシーズンは終了となりました。フルマラソンの自己ベストを更新できたものの、なんとなく不完全燃焼の感が残るシーズンになってしまいました。次シーズンでリベンジできるよう頑張ります。

今日のランニングの記録は以下のとおりです。（EPSON Wristable GPS J-300で計測）

Distance（距離） : 20.6 km