今日は湊川公園で開催された「みのりの祭典」に行って来ました。


「みのりの祭典」というのは、神戸市内の農漁業の発展を祝う収穫祭で、今年で51回目を迎えるそうです。例によって各種ブースが設けられて、神戸市内の農水産物やそれらを用いたグルメが販売されるということなので、これは行かないわけにはいきません。


昼前に会場の湊川公園に到着。先週の「こうべ食の博覧会」ではたった3品で満腹になってしまい、不完全燃焼で終わってしまいました。今回は同じ過ちを繰り返さないよう、品目と食べる順番を考えないといけません。


最初の一品に選んだのは、タコのから揚げです。タコといえばお隣の明石が有名ですが、海に境目があるわけじゃなし、神戸でも獲れるんでしょう。


タコの唐揚げを食べながら、次に食べるものを探していると、行列のできているブースがを発見。「ジャンボすきやきの試食」だそうです。試食、すなわち無料です。行列ができるのも当然。


で、これがそのすき焼きです。ほぼ肉ですね。これで無料とは素敵です。


そのあとは、その隣のブースの「神戸ワイン付きステーキ」を購入。ワインが写真に入っていませんが、小さな使い捨てカップ入りの赤ワインがついています。焼き具合はウェルダンでしたので、それなりの歯ごたえ、しっかりした味付けのソースがよく合っていました。


次はふわふわのタコ焼きです。噛む回数が多くなるほど満腹中枢が刺激されて食欲が抑制されてしまうので、歯ごたえのあった肉の後にはやわらかいものを選びました。


次はそろそろご飯ものを、ということで、タコ飯です。もうちょっとタコが入っていてもよかったですかね。


これは日本酒の原料米として有名な「山田錦」の展示です。兵庫県の農事試験場で誕生した品種で、現在でも全国生産量の8割を兵庫県が占めています。


ご飯の後には焼そばを。目には目を、歯には歯を、炭水化物には炭水化物です(←意味不明)。


そろそろ満腹になって、汁物が欲しいと思っていたところに、「北神みそ工房」のブースのみそ汁が目に入ってきました。しかも無料試食です。これはありがたい。


試食がとてもおいしかったので、販売していたフリーズドライのおみそ汁を購入しました。写真は後で。


最後は日本酒でのどをうるおそうと、神戸酒心館のブースで「福寿 山田錦」を購入。すこしフルーティーな味わいの飲みやすいお酒です。写真撮る前に半分飲んでしまいました。


これで飲食は終了にしました。満腹です。全部で6品目ですかね(お酒は除く)。まあまあじゃないでしょうか。


あとはお買い物です。各ブースがいろんな農水産物を販売しているので何を買ったらいいか迷ってぐるぐる歩き回っていましたが、結局、「生ふりかけ シャキッと梅ちりめん」「柿」「鮪の赤身肉」を購入しました。先に買った北神みそ工房のフリーズドライのおみそ汁と一緒にまとめて写真を撮りました。


生ふりかけはいろんなテレビ番組で紹介されるほど有名な商品だそうです。柿はこの量でたった200円!!。鮪は神戸の海でとったわけではないでしょうが、神戸の卸売業者が取り扱っているということで出品されていたのでしょう。


飲食も買い物もすんだので、最後に「神戸の肉牛コンテスト」に応募することにしました。いや、もちろん、私が肉牛のオーナーというわけではありませんし、私自身が肉牛ということもありませんよ。このコンテストというのは、肉牛の写真とデータを見て、どの肉牛が最も肉質のすぐれた牛かを予想して投票するコンテストなのです。正解は今月6日におこなわれる枝肉審査で決定し、正解の牛に投票した人の中から抽選で豪華賞品が当たります。


提供される写真とデータはこんな感じです。


素人がこれを見ても、肉質の優劣なんてわかるわけありませんから、結局は勘で選ぶのみ。私は35番の牛を選びました。当たるといいなあ。


コンテストブースのそばには牛乳絞りの体験ができる乳牛の模型もありましたが、衆人環視のなかでは恥ずかしいのか、絞っている人はいませんでした。残念ながら私にもその勇気はなく、ふくれたお腹をさすりながらおとなしく帰りました。