マイクロファイバーでラスボス汚れに立ち向かう
昨年末、マイクロファイバーを使って、長年こびりついていた頑固な養生テープ跡を落とすことができたことを記事にしました。
このときの記事では触れませんでしたが、実は我が家には、もっと手強い養生テープ跡が残っていました。あまりに手強いので、さすがのマイクロファイバーでもかなわないのではないかと尻込みしていたのですが、今回、意を決してそのラスボスに挑むことにしました。
そのラスボスとは、これです。
ドアポストの差入口です。入居前に不動産業者が養生テープでここを塞いでいたのですが、入居後それを剥がしたところ、強烈な糊跡が残ってしまったのです。前の記事でも書きましたが、本来糊跡が残りにくいはずの養生テープとはいえ、長期間貼ったままだと糊跡が残ってしまうのです。
おまけに、剥がした直後の糊跡には粘着力が残っているため、汚れが吸着してしまい非常に汚らしいありさまになってしまいました。むろん、僕も入居直後は何とかしたいと思っていろいろ試してみたのですが、全く落とすことができず、あきらめていたのです。昨年末にマイクロファイバーの力を知って、マイクロファイバーなら何とかなるかもしれないと思いつつも、また徒労に終わるかもしれないという懸念もあり、手をつけられずにいました。しかし、今回ついに伝説のエクスカリバー、じゃなかった、マイクロファイバーを手に、この最強のラスボスに立ち向かったのです!(←大げさ)
さすがラスボスだけあって、マイクロファイバーでもなかなか糊跡が落ちません。それでもエタノールで濡らしたマイクロファイバーで地道にゴシゴシこすっていくと、少しずつ落ちていきました。
まず、差入口の周りの部分の糊跡を落とすことができました。ここまでは順調。
しかし、この後が大変です。残すは差入口のふたの部分ですが、ここは押すと中へ引っ込んでしまうので、力を入れてこすることができません。片手を突っ込んで、半分ほど引っ込んだ状態で支え、もう片方の手でこする、という方法しかありません。突っ込んだほうの手が痛いし、半分引っ込んだ状態なので、こすっている部分をリアルタイムで見ることもできないしで、やりにくいことこの上ないわけですが、― それでもマイクロファイバーなら・・・マイクロファイバーならきっと何とかしてくれる・・・!!― そういう目をしながら根気強くひたすらこすっていった結果、ようやくすべての糊跡を落とすことができました。さすが仙道、じゃなかった、マイクロファイバー。
糊跡は落ちましたが、黒ずんだ汚れが残ってしまっています。この汚れはいくらこすっても落ちそうにありません。この手の黒ずみを落とすには塩素系洗剤がいいのではないかと思いつき、キッチンにあった漂白剤スプレーを使うことにしました。
案の定、この洗剤を使ってマイクロファイバーでこすったところ、黒ずみもおおむね落とすことができました。
右のほうに少し錆びがのこっていますが、残念ながらこれは落とすことができませんでした。しかし、最初の姿と比べれば違いは歴然です。一応並べてみましょう。
見事ラスボスを倒すことができて、感無量です。ただ、もっと涼しいうちにやればよかったと、汗だくになりながら思ったことも事実です。
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